予想の印について
競馬新聞の予想家は無数にいるが数年単位で儲けを出し続けている人はほとんどいない。
年間回収率で100%を超える人も一握り。
予想という仕事をして利益を出せないのは不甲斐ない事だが、レースよりずっと以前に印を決めなければいけないのだから当然と言えば当然であり、逆に当たりまくる人が出てきたら異常者かも知れない。
当て続ける事が難しいのにはもう一つ理由がある。
それは打つ印の性質に起因する。
◎本命
〇対抗
▲注意
△ヒモ
多くの人がこんな感じで予想を打つ。
本命・対抗馬を中心視した予想で非常に明快でわかりやすいのだが、これだと的中率は望めない。
的中率を望むとより強い馬、高成績な馬、血統が良い馬などに本命の印が集まる。
結果、当たっても回収率が上げづらい。
悪い事に多くの競馬ファンはこの印に左右され馬券を買ってしまう。
競馬をやる理由は個々違うだろうが余程の金持ち以外は馬券を的中させ高揚感とお金を稼ぎたいはず。
であればある程度の的中率と回収率が必要になってくる。
とすると上記のような新聞の印に頼っていては目的が達成されることは難しい。
私はあえて予想の印は打たないように決めている。
その方が的中率と回収率が望め、継続的に競馬を楽しむ事ができる。
皆さんも一度、自身で予想される際に是非試して頂きたい。